日刊木材新聞 《木質単層フローリング特集》に掲載されました。
2006年6月28日

《低温乾燥で高い寸法安定性〜ムク床暖対応品が堅調》

入江材木店(東京都、入江建次社長)は、2年前から販売しているムク床暖房仕様が
売れ筋商品へ成長してきた。
同社はムクフローリングを長年展開してるいるが、ここ数年はとくに価格競争が激化し、
他社との差別化が必須と判断、ムクにプラスαの付加価値を加えて活路を開いている。
ただし、ムク床暖自体はさほど珍しくなく、この商品の大きな特徴はその寸法安定性にある。
製造は、中国の提携工場だが、低温乾燥釜で約2ヶ月乾燥して日本国内で調湿し、
含水率のばらつきを抑え、その後に要望に応じた塗装を施す。
この念入りな製造工程で狂いづらく、反らない床材を提供する。ただ、製品精度が良くとも施工が
正しくないと住み手からのクレームにつながる。同社は販売時に施工方法のマニュアルを渡し、
その徹底を求めるほか、本社及び営業所近郊なら施工指導も行っている。
また、1200時間に及ぶ床暖房耐久試験を実施済みで、公的な証明書も発行可能。ロットごとの品質管理
も徹底し、さらに納品前に最終ちぇっくを実施、顧客に安心して使ってもらえる
ムク床暖房商品を提供する。
高品質でも価格があまりに割高だとなかなか手が出ない。これについて同社では、「大手との価格に比べ、自信がある。中国で半製品とすることでコストを削減し、
高品質で価格競争力を追求する商品とした」と話す。
なお、床暖以外にはソリッド、ユニ、FJLを展開し、その樹種はブナ、ナラ、カバ、チーク、カラ松、ケンパス、花林など豊富に揃っているのも同社の特徴。

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